2016年07月12日

会津に行ってきました! vol1

感謝


今日は、肉屋です。emoji14face02


この間の日曜日、肉屋で販売させてもらっている会津馬刺しの牧場と加工場を見学してきました!icon59


会津に行ってきました! vol1


会津若松が、少し内陸部にあって時間がかかるということで、土曜日仕事を片付けてからの出発です。
11時近くに郡山に到着して、まずは、馬刺しで食事して次の日に備えました。face18icon54


会津に行ってきました! vol1


心配していた天気も、日ごろの行いがよいのか快晴!!emoji15

良すぎて暑かったですface15

1時間ほど高速に乗って、会社に着くと専務さんが待っていてくれて、事務所に案内してくれました。

馬刺しについてのレクチャーがありました。icon53
霜降りで有名な熊本の馬刺しと、赤身の会津の馬刺しの違い。
肉屋的には、馬の種類が違うという漠然とした説明しかできなかったのですが、これは、農耕などを目的とした大柄な重種馬と、走ることを目的とした軽種馬の違いだということです。

また、重種馬は、品種的には細かく分かれていたのですが、牛や豚みたく肉質にごだわり、血統にこだわりを持って肥育するという概念があまりないので、純粋の品種を探すのは、難しいそうです。

そして、熊本で加工された馬刺しが全国の5割を占めているのですが、そのほとんどは、カナダからの輸入だということ、しかも、馬は繊細な動物なので、船ではなく飛行機で来るとのことです。icon32face16
ちなみに一回のフライトで80頭くらい輸入されるそうです

夜元気でも、朝突然死んでいることが、ほかの動物に比べて多いのだそうです。



今年に入り、馬肉の相場が跳ね上がっているのですが、熊本地震のせいだと思っていたら、そうではなくて、カナダは、世界に向けた大生産地なのですが、そこが2月に、しばらく日本向けに出荷できないと通達があったらしく、あわてた熊本の業者が手当たり次第に買い集めた結果、全国的に品薄になり今日の相場になったそうです。

馬は、おなかから計算すると4~5年かかって出荷されるので、すぐに増産とはいかなくて、また、もともと嗜好品的な食べ物だったものが、近年、生食が許される唯一の肉ということで、全国的な引き合いが強くなり(いつまでブームが続くのか?)、需要と供給が全く読めない状況だといいます。


会津畜産さんは、軽種馬のサラブレット種がメインで、たまにアラブ種が入るそうです。

サラブレットについては、非情な競争社会で、いいと思われた血統の馬でも、その兄弟がいい成績を残さないと、その血筋の馬たちは、走る前からダメという烙印を押され、こちらに引き取られてくるそうです。


長くなってしまったので、つづく!

ちなみに、世界中で一番馬肉を食べるのは、フランスだそうです。

タルタルステーキなんかが有名らしいです。


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Posted by オニクヤサン at 15:49│Comments(0)肉のこと
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