おいしいお肉ここにあります！

今日は、肉屋です。

肉屋関係で、またいやな事件です。





この手の事件は、最近聞かないと思っていたのですが・・・・・


以前も、ブランド種牛の種が、偽物で問題になった事が有りますし、何より海外で肥育されている品種としての『和牛』は、違法ではないですが、限りなく近いというか、脱法というか、儲けるために依頼を受けた商社が持ち出したといわれています。

話はそれますが、『国産牛』と『輸入牛』という大きなくくりがあって、『国産牛』の中に、品種として『黒毛和牛』とか、『交雑牛』とか、『乳牛』等があります。

ナゼ、大きなくくりで『国産牛』としたかは、海外であるはずのない『和牛』が肥育されているからです。

当然知的財産として、保護をしているのですが、善意というか、『そこまではせんだろ～』という、ルールみたいなものがあって、そのくらいのゆるいもので守られています。


そして、今回の事件。

被害金額は、60万円くらいと、実質的な被害額は低いですが、目先の金儲けしかない人達が犯人だったら、その先の遺失財産は、どの位になるか分からないと思います。



肉屋は、精肉の販売をしています。


畜産農家さんが、それこそ24時間、365日、命あるものを世話をして、育ててくれた命を預かっています。

ですから、ちゃんと守られるべき権利や財産は守られるべきです。

そうしないと、畜産農家さんがいなくなってしまいます。

よそから買ってくれば良いじゃんというわけには行きません！！

食べなければいいジャンというわけにも行かないと思います。

今回は、液体窒素の中で冷凍保存されていたものを、持ち出したようです。

専門知識や、専用の道具を用意しないと持ち出せないそうです。

せめて、国内で使って欲しいと思っています。




というわけで、重たくなったので、最後に近所の神社に咲く桜と、半鐘です。