2011年10月04日
ステーキの焼き方

感謝
今日は、肉屋です。

先日の『ステーキ食べ比べセット』を、お買い上げいただいたお客様にはお渡ししたのですが、ステーキを焼くちょっとしたコツがあります。

これは、お肉を焼く時のコツといってもいいのですが、『冷蔵庫から出してすぐに焼かない』という事です。
肉の中心まで氷温で冷えきっていると、そこまで熱を通すのと、表面の焼き具合がどうしてもアンバランスになります。
そこで、調理する少し前(夏の台所でも、10分~20分、それ以外なら30分くらい)に、冷蔵庫からだし、すぐに焼ける状態にしておくという事です。
これだけで、劇的に焼くのが簡単になります。
まず、表面を一面ずつお好みで美味しい焼き目がつくように、中火か、少し強めの火加減で焼、全面焼き終えたら、ミディアムなら蓋をして火を消し30~40秒くらい蒸らします。この時、中心が冷えきっていないと、好い加減で余熱で中に火が入り、フックラ焼きあがります。またウェルにしたい場合は、蓋をする所までは一緒ですが、その時弱火で1~2分焼、その後火を消して、そのまま1~2分蒸らしてもらえば、焼ききって中まで火を通したウェルよりも、しっとり焼けると思います。
衛生上、生肉は調理の直前に出しましょうという教えもありますが、ちゃんとしたお店で買っていただいたお肉に関しては、このくらいの時間出しておいても大丈夫です。
ユッケ事件の場合は、お店が、生食用を処理する道具を、推定で2時間は放置して、また生食用に使ったと考えられています。そんな事は論外なので、普通に衛生に気をつけて、精肉を販売している所でお買い求めいただいたお肉なら、この方法を安心してやっていただいても、ダイジョウだと思います。
ただ、出した後に、調理するのをやめた場合、お肉は冷蔵庫に戻しても、日持ちしなくなっているので、遅くとも翌日(12時間くらい)までには調理していただいた方がいいと思います。
今日は、肉屋です。


先日の『ステーキ食べ比べセット』を、お買い上げいただいたお客様にはお渡ししたのですが、ステーキを焼くちょっとしたコツがあります。

これは、お肉を焼く時のコツといってもいいのですが、『冷蔵庫から出してすぐに焼かない』という事です。
肉の中心まで氷温で冷えきっていると、そこまで熱を通すのと、表面の焼き具合がどうしてもアンバランスになります。
そこで、調理する少し前(夏の台所でも、10分~20分、それ以外なら30分くらい)に、冷蔵庫からだし、すぐに焼ける状態にしておくという事です。
これだけで、劇的に焼くのが簡単になります。
まず、表面を一面ずつお好みで美味しい焼き目がつくように、中火か、少し強めの火加減で焼、全面焼き終えたら、ミディアムなら蓋をして火を消し30~40秒くらい蒸らします。この時、中心が冷えきっていないと、好い加減で余熱で中に火が入り、フックラ焼きあがります。またウェルにしたい場合は、蓋をする所までは一緒ですが、その時弱火で1~2分焼、その後火を消して、そのまま1~2分蒸らしてもらえば、焼ききって中まで火を通したウェルよりも、しっとり焼けると思います。
衛生上、生肉は調理の直前に出しましょうという教えもありますが、ちゃんとしたお店で買っていただいたお肉に関しては、このくらいの時間出しておいても大丈夫です。
ユッケ事件の場合は、お店が、生食用を処理する道具を、推定で2時間は放置して、また生食用に使ったと考えられています。そんな事は論外なので、普通に衛生に気をつけて、精肉を販売している所でお買い求めいただいたお肉なら、この方法を安心してやっていただいても、ダイジョウだと思います。
ただ、出した後に、調理するのをやめた場合、お肉は冷蔵庫に戻しても、日持ちしなくなっているので、遅くとも翌日(12時間くらい)までには調理していただいた方がいいと思います。
Posted by オニクヤサン at 12:18│Comments(0)
│肉のこと